弓道部語録
弓道用語から部内でしか通じない用語まで幅広くカバーする予定。
ネタは随時募集中!管理者まで
あ | か | さ | た | な | は | ま | や | ら | わ |
い | き | し | ち | に | ひ | み | り | ||
う | く | す | つ | ぬ | ふ | む | ゆ | る | を |
え | け | せ | て | ね | へ | め | れ | ||
お | こ | そ | と | の | ほ | も | よ | ろ | ん |
英数字・記号 |
あ
アイテム
66期主将流の「荷物」のこと。握手会【あくしゅかい】
卒業式の後行われる。道場にて胴上げや紙吹雪の花道、卒業生からのメッセージなど涙なしにはいられない。
【あづち】
的が立っているところにある土のこと。矢の勢いを吸収するクッションの役割がある。
「安土」と書くこともある。
安全確認【あんぜんかくにん】
矢取りなどの際に、射場と的前でする合図。間違うと命に係わるので細心の注意が必要。
あーね
便利な相槌。基本「あーね」と返事してれば話が進む。
類語:それな
い
猪飼弓具店【いかいきゅうぐてん】
和大弓道部御用達の弓具店。お店は大阪の十三にある。年一回春には和歌山まで来て頂き、新入生は矢や袴を揃える。
それ以外の時期は通信販売か、大阪まで行かなくてはならない。
最近猪飼以外の弓具店(今井弓具店、山武弓具店等)で弓具を購入する人が増えてきている。
射込み【いこみ】
①強練の立練習の前に行われる8射前後のもの。主将に本命立に入れてもらえるようアピールする。
②夏合宿恒例の凄まじい練習。
主将による勇ましい掛け声「射込みーーーーーー!!!!!20射ーーーーー!!!!!!」を号令に乱射が繰り広げられる。
全員20射引き終えるまで、大声で気合が入れられ続けるため、その後の反省は皆ガラガラ声となる。
1回生【いっかいせい】
新入生合宿から春合宿までの期間1回生はこう呼ばれる。一本競射【いっぽんきょうしゃ】
団体戦で同中になった際に勝者を決める時に用いられる。1人1本ずつ引き、合計的中の多い方の勝ちとなる。
同中の場合はさらに1本ずつ引いていく。
学生弓道の場合は一手持って行う一手競射の方が一般的。
類語:一手競射
射詰競射【いづめきょうしゃ】
矢1本のみで外すまで延々と射続ける勝負のこと。個人戦で同中者の優勝決定戦などに用いられる形式。
類語:一本競射
う
雨露離【うろり】
理想の離れのこと。葉っぱに雨の露が溜まって溜まってすっと離れ落ちるが如くの離れ。
雨露離という銘のカケもある。
え
遠近競射【えんきんきょうしゃ】
矢一本のみで射った矢が的の中心に近い者から順に順位を付ける勝負のこと。優勝以外の二位以下決定戦などに用いられる形式。
体育会TVはこの方式である。
遠的【えんてき】
60m先の直径1mの的を狙う競技。霞的と得点的のどちらかを用いる。
遠的練習の際は矢がかわいそうになる。
お
追いコン【おいこん】
追い出しコンパとも。卒業される4回生を追い出すという意味のコンパ。
「花の霞に」の斉唱がある。
追い射【おいしゃ】
追い射・追いコンとセットで呼ばれる。4回生を追い出す射会。
久しぶりに引く4回生と現役のカオスな戦いとなる。
応援【おうえん】
試合、また試合形式の立練で行われる声出し。数年前まで他大学から苦情が来るほどうるさかったが、近年は落ち着いている。
射手と中った矢によって応援が変わるので、新入生は覚えるのが大変である。
「大前、一的です!」【おおまえ、いってきです!】
ある練習試合の弐之立5Rの確認で起きた事件。大前の確認の際に、的中ではなく“的”を確認した66期N野の伝説の1つ。
押手【おして】
左手のこと。弓手(ゆんで)とも。弓を持つ方の手。
対義語:勝手
乙矢【おとや】
甲乙の語源で甲矢と二本一組の片方。甲矢とペアにして一手といい、2本目として用いられる。
自分自身に捧げるための矢。
お腹すきましたね【おなかすきましたね】
先輩にご飯をおごってもらう事を最終的な目標とした会話の出だしの一言。昼時の学食前でよく使用される。
同義語:先輩最近よく中りますよね
か
会【かい】
射法八節の一つで、弓を引ききって狙いを定めること。「会」とはそもそも日置流の用語であって、本来は「満を持す」「持満」などと言う。
小笠原流では会は取掛けのことを指す。
「出会ったものはいつか離れる」という仏教用語による。
皆中【かいちゅう】
持った矢をすべて中てること。生活の上で人から拍手を貰える数少ないチャンスの一つである。
「皆中です!」【かいちゅうです】
合練や強練の立練習で、四ツ矢全て中った(皆中)者が出ると同時に点簿が叫ぶ言葉。すぐに拍手が贈られる。ちなみに点簿のミスで言ってもらえないと寂しい。
逆に間違って言ってしまうと、射場全体が不穏な空気になる。
確定新歓【かくていしんかん】
5月にある最後の新歓。新入生が入部し、部の説明を受ける。
その後弓具購入をする。
確認【かくにん】
立中に看的が出した判定に疑問があった場合、立が終わると同時に「○的確認!」と射場から看的に対して言われる。合っていた場合は「結構!」と言われ終わるが、間違っていた場合は...
【かけ】
「ユガケ」とも。弦を引く為にはめる手袋のようなもの。
指が全部で三つある三つガケが主流。
他にも堂射を行う為に開発された四つガケ、ヤブサメに用いる目的で開発された諸手ガケ、押手のほうを保護する目的で用いられる押し手ガケが存在する。
過去、戦場に用いられたカケは柔帽子と呼ばれ、現在の硬帽子とは形状が異なる。
硬帽子が用いられるようになったのは堂射(通し矢)を行うようになってから。
最近はオーダーする者が増えてきており、道場のカケ置き場がカラフルになってきている。
勝手【勝手】
右手。馬手(めて)とも。対義語:押手
霞的【かすみまと】
一般・高校弓道で用いられる的。真ん中の白のことを「的心(てきしん)」「中白(なかしろ)」「正鵠(せいこく)」などと言う。
そして、この白い部分は心臓の大きさを表しているらしい。
和大ではめったに使われないので看的小屋で眠っている。
合宿【がっしゅく】
新入生合宿、夏合宿、春合宿の3つが一年の内に行われる。勝手の乳首【かってのちくび】
春合宿レポートの発表時に67期Cンが放った強烈な言い間違い。周囲を巻き込んで爆死した。
ガン
星的の真ん中の黒い部分のこと。これが的の真ん中に来るように的張りを行う。
看的【かんてき】
射手の放った矢が的に中ってるかどうかを看的小屋から確認する仕事。中りか外れか際どいラインを一瞬で判断しなくてはいけないうえに間違うと怒られるため気をつけなければならない。
「あたーりーぃー」という鳴きをしないといけないが、これが新入生、特に男子にはなかなか厳しい。
看的小屋【かんてきごや】
看的を行うために安土側に設けられている小屋。小屋というよりは物置を兼ねたちょっとした空間。
夏場はハチが迷い込んでくることがあり、仕事どころではなくなる。
看的控え【かんてきひかえ】
看的に仕事に行く際に立が終わるまで待機する場所。射場から見えると危ないので怒られる。
看的的【かんてきまと】
看的が中り抜けを判断し、射場側に知らせるための的。中りの時は的面を、抜けの時は裏側を見せる。
ぶつけるといい音が鳴るとともに射場からものすごく怒られる。
幹部【かんぶ】
部を運営する者、主に3回生が務める。幹部会【かんぶかい】
男子控えで幹部によって開かれる会議。議題は守決めや説教等多岐に渡る。
幹部ロッカー【かんぶろっかー】
幹部以外の者が決して開けてはならない場所。明記されている場所もあれば、書かれていない場所もあり、事故を誘発してしまう。
き
拮抗【きっこう】
少し賢そうな言葉を使おうとするが、合っているのか不安になり、隣の者に確認する羽目になった66期主将が用いた言葉。キャイン
66期Y田における自然な離れ。恐ろしいほどの矢勢とともにド眼を貫く。
旧人【きゅうじん】
前年のリーグ戦で本戦80射中6割である48射以上引いた者のこと。新人戦には出場できず、介添えか点簿横ループとなる。
まれに「弓人」と書く人がいる。
対義語:新人
競射【きょうしゃ】
和大内で行われる勝ち負けを決める競射。1回生は夏合宿後に解禁される。
行射【ぎょうしゃ】
矢を射る動作のこと。強練【きょうれん】
「強化練習」の略。試合がある週に行われる、試合形式の練習。
ギリ粉【ぎりこ】
カケにつけるもの。松やにから出来ていて、滑り止めとして使われる。
弓光【きゅうこう】
隔年でOBの方向けに発行される弓道部の書物。近的【きんてき】
的(安土)から28m離れた射位から的を狙う弓道の一般的な競技。戦場において、敵陣の長槍の間合いに見方の長槍の間合い、それに幾分の余裕を持たせた距離から伏せた状態の敵兵を射る目的で測られた。
そのため、的の幅である十二寸というのは人間の大体の肩幅であることが所以。
対義語:遠的
く
串【くし】
的を支えるためのもの。一般的には「候串(ごうぐし)」と呼ばれる。
剣道部から古い竹刀をもらってきて自作する。
クリスマスだからって早く帰らないように【くりすますだからってはやくかえらないように】
66期主将による伝説の反省。しかし、カップルたちはすぐに帰って行った。
け
こ
合練【ごうれん】
「合同練習」の略。火木土の夕方から部員全員参加で行われる練習のこと。
小鹿【こじか】
足元のおぼつかない小さな鹿にちなみ、正座のしすぎで足が痺れまくって立つことのできない状態を指す。誰かに付き添ってもらって必死に立とうとしてるしている様子を特別に「生まれたての~」とつけて表現する。
緊張のしすぎで胴造りがガクガク震えることとも言う。
個人練【こじんれん】
「個人練習」の略。合同練習以外の時間は個人練となる。
黒板【こくばん】
射手の中り外れを素早く黒板に記録する仕事。点簿が注意を怠った時の命綱。
黒板が注意を怠った場合は恐ろしい事態となる。
こたつ
冬の時期に控室に展開される。展開されると控室の人口が増える。
コタツムリ
カタツムリとかけてコタツから頭だけを出してる状態。行動は極端に鈍い。コタツ守の変化か?
コタツ守【こたつもり】
冬場の男子控えで、コタツの誘惑に負けてしまったがために射場に出ずコタツの番人と化すこと。近年はコタツ守の発生を抑制するために、コタツのコードが抜かれている事が多い。
類義語:ストーブ守
これはええねん
グレーなことに対して押し切る時に用いられる言葉。基本的にアウトなことが多い。
コンパ
飲み会。新歓コンパから始まり追い出しコンパに終わる。ほとんど二次会が付いてくる。
さ
坐射【ざしゃ】
引くとき以外は坐って動作を行う作法。試合や審査は坐射で行われる。
対義語:立射
茶話会【さわかい】
①新歓時期に道場でお菓子を食べて新入生と交流する場。②合宿時に、息抜きとして行われるお菓子パーティー。
③他大学との練習試合などの後に、交流を深めるためにお菓子などを食べる場。
三寸【さんすん】
三寸詰まり弓のこと。並弓より三寸短い。
残念【ざんねん】
的に矢が一本も中らない事。点簿で合計的中を書く際は0ではなく×の判子を押す。
し
直心【じきしん】
すごい知名度を持った小山弓具さんの弓の銘。大抵学校に置いてあるほとんどの弓はまず直心。直心IIや直心III等も存在する。
失【しつ】
行射途中で矢を落としてしまうこと。落とした矢は外れ扱いとなり引けない。
高い音を道場に響かせた上に注意が飛んでくるので目立つ。
「失礼します」【しつれいします】
一日の練習を終え、道場を去る時に玄関先で射場に向かって掛ける挨拶。射場にいる他の部員はこれに対し、同じく「失礼します」と返事をすることになっている。
ゼミ室やバイト先で同様に「失礼します」と返事をしてしまうと非常に微妙な空気が流れる、道場限定の挨拶である。
ちなみに返事をしてもらえないと寂しい。
師範台【しはんだい】
点簿の仕事や立ち順の発表の時等に用いられる机のような台。ベンチと間違えて座ったり、ハードルに見立てて飛び越えたりしてしまった暁には説教部屋へどうぞ。
射位【しゃい】
的から28mの矢を射る場所。体の中心を射位に合わせて行射する。
射位線【しゃいせん】
射位はあくまで位置なので「射位線」という言葉は弓道用語としては存在しない。しかし和大ではよく使われる。
射法八節【しゃほうはっせつ】
弓道をする際のフォームの基本のようなもの。足踏み、胴造り、弓構え、打起し、引分け、会、離れ、残心から成る。
入部するとこれらを唱えながら練習する。
同義語:八節
順立【じゅんだち】
大前から落まで順番に引いていく。試合や審査は順立となる。
小部会【しょうぶかい】
部会をスムーズに終わらせるために事前に行われる会議的なもの。さまざまな事を話し合うために小部会は約3~4ヶ月ほどかかる。
処刑棒【しょけいぼう】
副将の所有物。容赦なく試合的を貫く。
新歓【しんかん】
4月中、新入生に対して行われる勧誘。ご飯を食べに行ったり、的前体験が行われる。
新歓コンパ【しんかんこんぱ】
確定新歓後、新入部員と現役生が集まり親睦を深める場。弓道部のノリを初めて目にする場でもある
新幹部【しんかんぶ】
夏合宿から部会まで2回生はこう呼ばれる。新人【しんじん】
前年のリーグ戦で47射以下しか引いていない者のこと。春の新人戦に出場できる。
対義語:旧人
新人戦【しんじんせん】
毎年3~4月春季に行われる関西リーグの新人戦。参加校を3つのブロックに分け、それぞれのトーナメントを勝ち抜いた3校から優勝を決める。
参加資格は新人のみ。
新2回生【しんにかいせい】
春合宿から新人戦終了まで1回生はこう呼ばれる。新入生【しんにゅうせい】
5月の確定新歓から6月の新入生合宿までの期間、入部した1回生はこう呼ばれる。新入生合宿【しんにゅうせいがっしゅく】
6月に行われる新入生と幹部による合宿。大学の合宿所と道場を使って行う。
新入生はここで初めて袴を着て練習できるようになる。
新年射会【しんねんしゃかい】
年明けにOBの方々も参加されて行われる射会。射会の後には金的や扇的、風船を狙う余興がある。
す
スケベ
皆中のかかった四本目を外すこと。チキンとも言う。例:「また外してるよ、アイツ~だからな。」
19連中しておいて20本目を外した場合「ドスケベ」に格上げされる。
ストーブ守【すとーぶもり】
コタツが無くなったことにより、ストーブの前を長時間占拠する「ストーブ守」が誕生した。せ
正座【せいざ】
弓道部ルールを違反してしまったときのペナルティ。これによって規律は守られる。
平成29年現在、「正座」は存在しない。
説教部屋【せっきょうべや】
正座を付けすぎることで招かれる恐怖と戦慄の場。味方皆無の状態で言葉による幹部の集中火力を一身に受ける。
「はい」以外の言葉は言えず、無論反論は許されない。
同義語:愛の説教部屋
全国大学弓道選抜大会【ぜんこくだいがくきゅうどうせんばつたいかい】
各地方のリーグ戦で上位に入賞した(関西は男子12位まで、女子は10位まで)大学が一堂に会し日本一を競う大会の一つ。通称:選抜
全日本学生弓道選手権大会【ぜんにっぽんがくせいきゅうどうせんしゅけんたいかい】
毎年8月に行われる学生弓道でもっとも大きな大会。日本中の大学が参加する為、見に行くだけでも価値がある。
東京武道館、愛知県体育館、神戸グリーンアリーナの3会場のどれかで行われる。
通称:全日、インカレ等。
そ
束離【そくり】
福岡の征矢弓具さんのカケ。初心者の2代目カケとしてよく選ばれる。
最近はオーダーする者が多い。
それな
特にそう思っているわけでもないが、とりあえず返事しておく時に用いられる言葉。考えずに相槌が打てる便利な言葉。
類語:あーね
た
祟り【たたり】
好調だった射手が突然不調になりだすこと。道場主(道場の主参照)の仕業と信じられている。
この為、間違っても道場主に矢拭きに使うバケツの水をかけたりしてはいけない。
他団体【ただんたい】
主に男女2人組の他団体が主将率いる団体に含まれている。団体の輪を乱すので取り締まりが強化されている。
最近は勢力を伸ばしており、愚痴ろうにも愚痴れない。
男子控え【だんしひかえ】
「男子控え」という名前ではあるが、実態は男女共用みたいなものである。冬場は女子がストーブの前を占拠していることもしばしば。
ち
ちゃる
どこかの訛りが派生したもの。「~しちゃる」といった具合で使われる。
ちぇる
名前の後に付けられることが多い。茶紙【ちゃがみ】
一般的には的を貼る時に用いる茶色い下紙のことを指すが、和大では米袋を切ったものを指す。直心【ちょくしん】
言わずと知れた「直心(じきしん)」のことを「ちょくしん」と呼んでいる者(66期N野)がいるらしい...つ
つくばい
昔から残る射礼のひとつ。神前または高貴な人の前で行う謝礼で、左の膝を床、右の膝を曲げて低い姿勢から射つ。
和大でやると後は知らない...
類義語:割膝
弦【つる】
弓に張るもの。入部したての初心者のほとんどは「げん」と読んでしまう。
弦切れ【つるぎれ】
離れた時の衝撃で弦が切れること。試合とかでこれが起きるとあっちゃ~な気分になる。
真ん中でちょうど切れた上に、その矢が中った場合は安産祈願のお守りになるらしい。
弦走り【つるばしり】
弓にかけた弦が自然に切れること。合成繊維が主な現代ではこんな場面にはほとんど出会えないはず。
て
的中粉【てきちゅうこ】
いわゆる「フデ粉」一般的に弓手や弓の握りに擦りつけて水分を取る物である。
人によっては、滑り止めに使う者、逆に滑りやすくするために使う者がいる。
付けすぎると、離れで弓手から粉が舞い散って周囲が霞む。
デートちゃうぞ
色心にうつつを抜かし、練習に対しての気合の無い者達を戒めるために用いられる66期主将によるありがたいお言葉。ターゲットはいつも同じ。
点簿【てんぼ】
立ち練習の成績を後々まで残るように記録用紙に付けていく仕事。皆中者が出た時は皆中したということを叫んで知らせる。
また、立ちの進行に記録が追いつかなくなると恐ろしい事態となる。
と
道場開け【どうじょうあけ】
道場を開け練習できる状態にすること。平日は1回生が行い。休日は幹部が行うが、休日に練習のある日は全員ですることになる。
対義語:道場閉め
道場閉め【どうじょうじめ】
道場を閉めて鍵を返す作業。平日休日関係なく幹部が行うが、閉めの時間までいた者は全員手伝う。
対義語:道場開け
道場の主【どうじょうのぬし】
54期F木氏が制作されたと言われる、木彫りの動物。以前は部室の中に安置されていたらしいが、現在は矢拭きタオル掛けの傍に置かれ、日々練習を見守っている。
気付けば数が増加している。
鳥刺【とりさし】
字の如く鳥を刺す、つまり大三や引分け等で矢が上を向いていること。それにしても和大の鶏は絶対おいしいと思う。
誰か遠的強練のときに刺してみませんか…?
な
夏合宿【なつがっしゅく】
毎年リーグ戦前の8月中旬に行われ、期間は1週間に及ぶ。合宿先はその年の主務の手腕次第。
並【なみ】
並弓のこと。長さが7尺3寸の弓。類義語:伸弓
に
2回生【にかいせい】
新人戦終了後から夏合宿まで2回生はこう呼ばれる。ぬ
ね
ネコ
いわずとしれたネコ。和大ではあちこちで見られ、ごくまれに道場までやってくる。
矢の飛び交う矢道ですら平然と横切る根性のある生命体。
の
伸【のび】
だいたいは並弓より2寸長い7尺5寸の弓を指す。類義語:並弓
は
【は】
「きゅうは」とも。弓から弦までの高さのことでだいたい15cm程度が目安。
広い狭いではなく「高い・低い」と表現する。
はけ中り【はけあたり】
矢が的まで届かず地面にあたってバウンドし、トビウオのように跳ねて的に中ることでもちろん抜けになる。合練の時などにこれがでて誰かが矢声を出した時は、矢声を出した方と出された方両方がとても恥ずかしい思いをする。
バズーカ
部室にある大型矢筒。矢が20本は入りそう。
めったなことが無い限り使われない。
八寸的【はっすんまと】
通称「八寸(はっすん)」大会等の決勝射詰めで勝ち進んでいくと出てくる小さめの的。
普通の的は十二寸であり、久しぶりに八寸的を見るとどえらく小さく見えてしまう。
八節【はっせつ】
射法八節のことを道場では略してこう呼ぶことが多い。同義語:射法八節
話し合い【はなしあい】
小部会等に向けて同回同士で今後の部活動などについて会議すること。内容によっては夜中まで行われることもある。
離れ【はなれ】
弓を引いた状態から弦を離すこと。緩み離れとか前離れとか、いろいろな癖が一番のアクションになって現れるところ。
ここを注意された時は射型を一度最初から見直しましょう。
鼻割り【はなわり】
矢が口割りまで下がらず鼻で止まってしまう病の一種。早気と併発する事が多い。
類義語:目割り
バレンタインデー
毎年2月14日にある行事で、女子が男子に愛を込めてチョコレートを送る日。弓道部の男子は毎年全員そのチョコを貰うが、実は強制行事であったり、ホワイトデーに2,3倍返さないと後が怖かったり・・・。
甲矢【はや】
甲乙の語源で乙矢と二本一組の片方。乙矢とペアにして一手といい、1本目として用いられる。
神前に捧げるための矢。
対義語:乙矢
反省【はんせい】
練習が終わると、上回生から下回生に向けて本日の反省と課題が言われる。その日の仕事内容によって時間が大きく変動する。
ひ
ピエリ
小部会時期の「レジュメ守」の通称として編み出された言葉。滋賀県にあるショッピングセンターの名前から取った。
非常食【ひじょうしょく】
長期休暇や休日に練習があるときなど、学食が空いていないときに備えてロッカーに置いてあるカップラーメン等のインスタント食品のこと。標語【ひょうご】
夏合宿に毎朝行われる、一回生によるネタ披露の場のようなもので、各班の新幹部から笑いが取れなければ終わることは無い。早朝で皆のテンションが低いため相当な笑いのレベルが要求される。
また、これにより今後の一回生のキャラが決まるといっても過言ではない。
そのため、彼らはネタ作りのため眠れぬ夜を送ることになる…。
ここ数年、合宿のみに限らず、コンパなどの場でも行われるようになってきている。
ふ
部員心得十カ条【ぶいんこころえじゅっかじょう】
新入生合宿の際に覚える。和歌山大学体育会弓道部の部員として常に心得ておくべきことが書かれている。
部会【ぶかい】
幹部交代の儀式的なもの。毎年11月末頃に開かれる。
部報【ぶほう】
年に3回、OBの方向けに発行される新聞のようなもの。道場の様子や試合結果などが記載される。
プンプン
64期H野による反省で飛び出した言葉。「クモの巣あるわープンプンじゃなくて」とあまりの不意打ちに、全員が笑いを耐えることになった。
へ
ほ
暴豚【ぼうとん】
下界にあるラーメン屋。いわゆる二郎系ラーメンのお店。
試合前などに栄養補給をうたって行くものが多い。
ニンニクを増そうものなら次の日白い目で見られる。
本座【ほんざ】
射位の手前にある待機場所。星的【ほしまと】
大学弓道で競射用の八寸的で用いられる的。真ん中の黒い部分を眼(ガン)などと呼ぶ。
ま
巻藁【まきわら】
藁を巻いて硬くしばったもので、約2メートル程度の位置から射ち込む練習用の器具。抜け落ちた藁を集めて藁人形を作っても誰も興味は示さないだろう。
中にはたくさんの矢尻が詰まっている。
幕打ち【まくうち】
矢が的前に掛かっている幕に中り貫通することで、的に中った時に比べて大きい音が出るのでそのパフォーマンス性ははけ中りよりも高くとても恥ずかしい。合練中この幕打ちがでると、看的をしている人は一瞬何が起こったかわからなくなり軽いパニック状態に陥るため看的を出すのが遅れてしまう。
的張り【まとはり】
練習で使う的を作る作業。と言っても、的枠に茶紙を貼って的紙を貼る作業である。
この時ガンの位置がずれていたり紙にヒビが入ったりすると、やり直しとなる。
冬場は特に地獄。
マトリックスですか【的いくつですか】
的立の時に、的立てする者に聞く言葉。しかし、合練や強練に意図して「マトリックス」というと後の事は知りません。
丸付き【まるつき】
和大弓道部で20射15中以上出した際に得られる称号。各大学によって的中数が違ったり名前が違ったりする為、他大学の人には基本的に通じない。
み
水流れ【みずながれ】
鳥刺と逆に大三で矢が下向いている状態。見取り稽古【みとりげいこ】
人の射を見て勉強すること。特に個人練では先輩の射を見て勉強する。
しかし、引いている者にとっては少し緊張する。
む
め
も
守【もり】
道場守の略称。授業時間中、空きコマに割り振られた時間内は道場にきっかり居なければならない、幹部のお仕事。
後輩の指導をし、道場の様子を把握し、自分の練習もする時間であるが、極寒の真冬の試験期間中の夜、守二人きりの場合、軟禁とどう違うのかという疑問も浮かばないこともない。
守ポイント【もりぽいんと】
休日における道場守に入った回数をカウントする。これが少ないと皆が入りたがらない日に強制的に守に入らされることとなる。
しかしその例はバイト等の事情で断ることも可能なため、実質やる意味があるかというとそうでもない。
や
矢【や】
竹やアルミやカーボン製の直な筒に羽と矢尻等を取り付けたもの。最近は「匠の矢」で“個性的な”矢を購入する者達が増えている。
矢声【やごえ】
中った射手に対して称賛を示す掛け声。大学によって様々である。
和大では「しゃい」が一般的であるが、「シャー」「ヨッシャー」「キタ━(゚∀゚)━!」など和大の中でもいろいろ存在している。
矢勢【やぜい】
矢が飛ぶ勢いのこと。矢飛び【やとび】
矢の飛んでいく軌跡を指す。矢飛びが真っ直ぐかどうかで射の良し悪しも分かる。
矢取り【やとり】
矢返しともいう。射った矢を取ってくること。
矢を使い捨てにするなんていうのは大きな勘違い。
しっかり安全を確認してから矢場に入る必要がある
矢取りの妖精【やとりのようせい】
夏合宿紅白戦の時に現れる白い妖精。妖精のくせにでかい。
年々仲間が増えており、現段階では白・ピンク・黄色の3色。
やばい【やばい】
危険なこと。矢場は危険であることから「矢場い」→「やばい」矢場はほんとにやばいので軽くやばいとか言ってる場合ではない。
矢拭き【やふき】
矢取りしてきた矢についている泥を拭く作業。思っているより刺さっていることがあり、泥が残っていると怒られる。
矢拭きタオル【やふきたおる】
矢拭きを行う際に使うタオル。夜になってくると一日分の泥で真っ黒になっている。
道場明けの際にキレイに洗われ再利用される。
梅雨場は異常なほど濡れているので、矢を拭いてるのか濡らしてるのかよく分からなくなる。
山【やま】
立順発表の最後に「1、5山」などと言われる。この場合前側は4人1組となり1番目と5番目が打起し、後ろの人はそれに続いていく。
やりすぎ
限度を超えた場合に注意するときに用いる言葉。ゆ
弓【ゆみ】
しなりのある心材に弦を張った矢を飛ばすための道具。日本の弓は神聖性のあるものとして扱われる。
跨いだり踏んだり叩いたりぶつけたり投げたり振り回したりしてはいけない。
弓摺籐【ゆずりどう】
66期副将が矢摺籐を巻き替えた際に発した新弓道用語。弓に巻いてあるのに弓が摺るらしい。
よ
四寸【よんすん】
四寸伸弓のこと。並弓より四寸長く伸弓よりも長い。
弦も特注となり値段が上がる。
ら
乱射【らんしゃ】
前後の人の動作に合わせることなく自分のペースで引くもの。個人練はや射込み、付矢は乱射で行われる。
り
立射【りっしゃ】
立ったまま行射する作法。普段の練習は立射が基本。
対義語:坐射
リーグ戦【りーぐせん】
関西学生弓道連盟で9~10月にかけて行われる秋期リーグ戦。殆どの大学はこの大会で勝つことを目指している。
本戦4試合に、予備日、順位決定戦、入替戦まで行くと11月まで試合が続くこととなる。
本戦で80射中6割である48射以上引くと、旧人扱いとなり翌年の新人戦への参加資格がなくなる。
る
れ
レジュメ
幹部の魂。授業等で教授が言う「レジュメ」とは違う。
ろ
わ
和滋戦【わじせん】
初夏に行われる和大と滋賀大の定期戦。滋賀大学では「滋和戦(しわせん)」と言うらしい。
二日目の試合に備え、前日の調整後の茶話会は、両大学の主将及びエース射手らの首を捕るべく戦場と化す。
傭兵となる(主に)一回生は必死の戦いに参戦する事となる。
痛み分けとも言えるその後の二次会の最中、道場では四回生によるOB和滋戦(裏和滋)がまことしやかに行われているのは知る人ぞ知る。
割膝【わりひざ】
つくばいと類似、割膝は戦場で用いられる射法である。を
ん
英数字・記号
DIY部
「何かあれば彼らに頼めばいいだろう」という風潮がある。主な仕事は、ホース・雨樋・シャッターなどの修理。
なぜか会計が携わっている事が多い。